ヘルマン・カールステン (植物学者)
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ヘルマン・カールステン(Hermann Karsten 、Karl Hermann Gustav Karsten もしくはGustav Karl Wilhelm Hermann Karsten、1817年11月6日 - 1908年7月10日)は、ドイツの植物学者、地質学者である。
生涯
[編集]プロイセン王国ポンメルン州シュトラールズントでうまれた。多くの学者を輩出した家系で、祖父は農業科学者のローレンツ・カールステン(Lorenz Karsten :1751-1829)であり、いとこに同名の鉱物学者、ヘルマン・カールステン(Hermann Karsten:1809-1877)と物理学者のグスタフ・カールステン(Gustav Karsten :1820-1900)がいる。ロストック大学、ベルリン大学で学び、1843年から1847年までと、1848年から1856年の間、ベネズエラ、ヌエバ・グラナダ、エクアドル、コロンビアで研究し、その後、ベルリン大学で植物学の非常勤教授となり、1868年からウィーン大学の植物学教授を務めた。その後、スイスやベルリンで暮らし、ベルリンに植物生理学研究所を設立した。
主に熱帯植物の植物解剖学の分野で働き、著書に『植物細胞の化学』("hemismus der Pflanzenzelle")などがある。
著作
[編集]- Florae Columbiae ..., 1859-1869.
- Chemismus der Pflanzenzelle, 1869.
- Deutsche Flora. Pharmaceutisch-medicinische Botanik, 1880-1883.
参考文献
[編集]- Karl Mägdefrau: "Karsten, Hermann. In: Neue Deutsche Biographie" (NDB). Band 11, Duncker & Humblot, Berlin 1977, ISBN 3-428-00192-3, S. 305 f.
- C. Schubert: "Hermann Karsten (1851) y Wilhelm Sievers (1888): las primeras descripciones e interpretaciones sobre el órigen de las terrazas aluviales en la Córdillera de Mérida." Bol. Hist. Geocien. Venez., 44, S. 15–19.
- Robert Zander, Fritz Encke, Günther Buchheim, Siegmund Seybold (Hrsg.):" Handwörterbuch der Pflanzennamen". 13. Auflage. Ulmer Verlag, Stuttgart 1984, ISBN 3-8001-5042-5.